<鍼・灸・指圧マッサージ師からのアドバイス>

第12回 2008年 7月18日 UP
厳しい季節" 
むし暑い日が続いております。
気分がすぐれないばかりではなく、体調不良も否めません。
特に時折来る低気圧には、ご留意下さいませ。

低気圧が接近すると空気中の酸素濃度の低下の影響をうけ、体内への酸素供給量も少なくなります。
赤血球が減少し、ヘモグロビンによる全身への酸素の運搬が低下する為、筋肉中の酸素供給量も少なくなります。
血行不良から疲労物質や老廃物が毛細血管に長時間残存し、細胞の機能が低下するので、筋肉の弾力性も欠如します。

自律神経に於いては副交感神経が優位になる為、「眠気」や「だるさ」を感じます。これは酸素が少なくなると、脈と呼吸を穏やかにして代謝を抑えようと適応しているからなのです。

そして、免疫系も変化し、リンパ球が増えてくるのです。
特に関節部に於いては関節液が膨張し、関節内部を押し広げようとする為、周りの神経を圧迫して刺激されるのです。

簡単に言ってしまえば、低気圧が来ると体が膨張し、軽い高山病に近い症状になるのです。
このほかに「アトピー」や「喘息」も含め、気象の変化で引き起こされるものは気象痛と呼ばれ、医学的に検証されているのです。

さて対処法ですが、まずゆっくりお風呂に入って体をあたためることです。
決して暑いからといってシャワーだけではすまさないで下さい。
又 指圧施術により、リンパの凝固の排泄もぜひおすすめです。

第11回 2008年 4月24日 UP
穀雨の頃" 
久々にぽかぽかと暖かい陽気が続いております。
色とりどりの花が咲き乱れ、春には万物の生命力を感じます。いよいよ春本番。
新しい環境で更なる飛躍を志している方もきっと多いことでしょう。
スムースな人間関係を築き、順風満帆に行きたいものですね。さまざまな人たちとの出会いのなかで、相手に期待を込めて接すると、案外いい結果が出ることがあります。

たとえば、教師が期待をかけた生徒と期待をかけなかった生徒の成績の伸び率を比較したところ、期待をかけた生徒の方が伸びたケースはたくさんあるのです。
このような効果をピグマリオン効果といいます。
その名前はギリシャ神話に由来しています。
ピグマリオン(キプロス島の王)は現実の女性に失望し、自ら理想の女性を彫刻して、それに恋をし、人間になって欲しいと神に祈り続けました。すると愛と美の女神アプロディテが、その願いを受け入れて、彫像に生命を与え、やがて二人は結婚して、幸せに暮らしたのでした。

これは何事も現状を否定的に決めつけず、常に理想とする姿に信念を持って進み続ければ、良い結果が得られ、やがて理想は現実的になるということを意味しているのです。

なんとも夢のあるストーリーですが、老若男女がいつまでも期待に胸ふくらませevergreenな心を持ち続けたいものですね。

第10回 2008年 3月28日 UP
”桜の季節" 
暖かい日が続き、桜の開花が少し早くなりました。
ここ、武蔵小山付近の桜並木もそろそろ満開を迎えようとしております。
桜の季節を待ち望んでいた私も、今日、目黒川沿いからかむろ坂のコースを歩いてきました。春の陽射しのやさしさを感じながらのお花見散歩はとてもいい気分でした。
すれ違う人々もみんなにこにこ笑顔も満開です。
きっと幸福ホルモン、セロトニンの分泌が促進されているのでしょう。

人は幸福感を覚えると自律神経やホルモンバランスが整い、体調や思考がより良い方に向かうのです。
幸福ホルモンのセロトニンが分泌されると、人の性質は繊細で穏やかになりますが、疲れやストレスがたまるとセロトニンは不足し、感情にブレーキがかかりにくくなる為、冷静な判断力が欠け、切れやすくなったり、マイナス思考になると言われております。

セロトニンとはドーパミンやノルアドレナリンなどど同じ脳内に存在する神経伝達物質の1つで、その役割は「やる気」と「落ち込み」のどちらか一方に極端に傾かないようにバランスをとっているのです。
又、セロトニンは幸せを感じている時に放出される物質なので、楽しく食事をとったり、いい香りやいい音楽を聴いたりする事によっても分泌が促進されます。
常日頃、この香りを嗅ぐと心が安らぐとか、この音楽を聴くと落ち着くなどの条件づけをすることも効果的です。

さあ、これから希望に満ちた一年が始まります。
今週末は青空の下の桜を見に出かけましょう。

第9回 2008年 3月11日 UP
”心の老化〜 理屈っぽくなったり、がんこになる 〜" 
融通がきかなくなるのは、必要に応じて自在に処理できないという事。
まちがいなく老化です。

筋肉や関節ばかりか、考え方まで柔軟性を欠くようになったら要注意です。
外見的な老化ばかりを気にされる方が大勢おりますが、心の老化防止こそ、最も気をつけたい点です。
心の老化とは、考え方や性格的変化を表すもので、それぞれ個人差があります。
ひがみっぽくなったり、自慢話を繰り返すようになる方や、もともと几帳面な方は極端に偏屈になったり、内気な人がますます人嫌いになったりと、若年からの性格の一部が尖鋭化するケースもあります。

生体にとって不可避な加齢現象。
老年期の神経系老化は、大脳皮質、小脳皮質細胞では90才で約半数になると言われています。しかし、知能は興味や関心が旺盛で積極的に知的情報を得ている人ほど衰えにくいと言われています。
又、人は怒ったり、強いストレスを感じると脳からノルアドレナリンというホルモンが分泌され、老化や病気を引き起こし、反対にエンドルフィン(快楽ホルモン)の分泌は老化を防ぎ、自然治癒力を高めると言われています。

アナログ40代の私にとって、加齢はそろそろ気になりだしております。
昔をなつかしむ事も増えました。
変化にも弱くなり、保守的になったようです。
こだわりも強くなりました・・・・
あっ こりゃ大変だ!prodrome(前駆症状)です。
ひとのアドバイスを素直に受け止めよう。

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